• 医療現場での長年の経験と事例に基づく、医療介護福祉接遇コンサルティング・セミナー開催

豪雨被害が続く地方の皆さんに心よりお見舞い申し上げます。

朝明るくなるのが遅くなり、夜暗くなるのが早くなり、
ちょっと涼しくなった夜は、セミに代わって虫の鳴き声が鳴り響き・・・
着実に秋が近づいていると感じます。

残暑厳しいとの予報も出ています。
引き続き熱中症には十分気を付けましょう。


今日は謝罪の言葉について書いてみます。

クレーム応対など謝罪する場面に遭遇すると
誰でも緊張したり戸惑ったりすると思います。

謝罪の気持ちをしっかり届けるコツを知っていれば
落ち着いて対応できます。

まず、謝罪の言葉の種類から。
プライベートの場面では「ごめんなさい」ですが、
仕事の場面では「ごめんなさい」は使いません。

申し訳ありません
申し訳ございません
申し訳ございませんでした
大変失礼いたしました
などが一般的に使われます。

大切なのは、これらの言葉の伝え方です。

言葉で「申し訳ございません」と言うことが基本ですが、
それ以上に、もっと大切なことがあります。

「申し訳ございません」という気持ちを
相手の心に届くように伝えようと思う心構えです。

この思い(心構え)がないと、
いくら深々と頭を下げて、
丁寧に「申し訳ございません」と繰り返したとしても
相手に謝罪の気持ちが伝わることはありません。

本当に心から申し訳ないと思って謝ると
その気持ちが、姿勢や態度、表情や口調ににじみ出るものです。

その気持ちが、謝罪には欠かせません。

医療の現場にいれば、
医療者の誰もが謝罪の場面に遭遇する可能性があります。

謝罪するときは、心を込めて真剣に謝る。
本当に申し訳なかった、という気持ちを相手に届けようと思うことが
謝罪のポイントです。

謝罪を必要とする事象が起こらないことが一番ですが、
もしものときのために、是非覚えておいてください。