• 医療現場での長年の経験と事例に基づく、医療介護福祉接遇コンサルティング・セミナー開催

新年早々、新規の研修等のご相談が続いています。
本当に嬉しくありがたいことです。

年明けから今年の目標をずっと考えていて、
昨日ようやくまとめたのですが、
一つだけぶれずに決めていたことがあります。

今年も愚直に「接遇」に取り組む。

ただまっすぐに、「接遇」について
多くの医療介護者の皆さんと情報や意識を共有したい。

意識しなくても
接遇がごく普通のこととして実践される、
そんな医療介護空間づくりのお手伝いをしたい。

そんな思いです。

私が接遇を大切に思うベースにあるのは、
患者さん応対で得た経験です。

特別何かがすぐれていたわけでもなんでもない私が、
むしろ何の取り柄もない私が、
勤めている薬局だけでなく
派遣先の薬局でも、臨時でヘルプに入った薬局でも
大勢の患者さんと良好にコミュニケーションをとることができたのは
笑顔と挨拶、そして
一人ひとりの患者さんを自分の身内や親せきと思って対応する、
ということを繰り返し実践してきたからだと思っています。

そして、そのおかげで、残念ながらミスやクレームが生じたときも
大事にならずに許していただけるきっかけになったと思っています。

笑顔は最強の医療コミュニケーションスキルです。
日々の挨拶やお声がけが積み重なって
患者さんとの信頼関係がいつしか生まれ、
その結果、医療者も患者さんも笑顔になれる。

笑顔がめぐりめぐって自分に帰ってきて、
また頑張ろうと思えるのです。

今年も多くの医療介護者の皆さんに、
この思いを届けたいと思います。

どんな時代も、いつになっても、
接遇、すなわち相手を思いやる行動の大切さは変わらないと
信じています。

日本中の医療介護施設でやさしい笑顔と挨拶がゆきかう、
そんな景色を目指して
今年も笑顔の花を皆さんの職場に届けられるよう頑張ります。