新年を迎えたばかりのような気持ちでいましたが、
気づけばもう、1月が終わろうとしています。
2020年最初の仕事は、薬学部のキャリアガイダンスでの
接遇マナー講座でした。
これから実務実習がはじまる薬学生の皆さんの真剣なまなざしが
強く印象に残っています。
学生の皆さんの中には、
医療現場での言葉遣いを難しいと感じるている人もいると思います。
実際には、医療現場だからといって言葉遣いが特別難しいわけではなく、
大切なのは、患者さんや周囲を思いやる気持ちです。
医療人である前に、一人の社会人として
どこで誰と話しても恥ずかしくない言葉づかいを
身につけることが大切なのです。
学生の皆さんには、
医療現場特有の言い回しや医療現場でよく使われる言葉より先に
尊敬語や謙譲語といった敬語の基本を正しく覚えて、
使いこなせるようになってほしいと思います。
実務実習中、
先輩薬剤師の患者さん応対や他職種とのコミュニケーションを見聞きして、
感じがいい話し方、安心できる言葉遣いだと感じたら、
是非、真似してみてください。
お手本にしたい話し方が見つかれば、
習得のスピードが確実に加速します!
敬語をすばやく身につける近道と思って、頑張ってくださいね。
近い将来、医療の現場で薬剤師になった皆さんと出会える日を
楽しみにしています。