• 医療現場での長年の経験と事例に基づく、医療介護福祉接遇コンサルティング・セミナー開催

長く楽しめた桜の季節が過ぎ、
藤や牡丹の花が見ごろになってきました。

4月に新入学、新入職という皆さんは、
新しい生活にもだいぶ慣れてきたころでしょうか。

平成から令和へ、年号が変わるまでのカウントダウンが始まりました。
10連休のスタートも間近に迫り、連休を楽しみにしている人、
ちょっと困ったなぁと思っている人など、人それぞれの思いがありそうです。

あちらこちらで、平成を振り返る企画が目に留まります。
それらを流し見していたら、突然自分のことが思い出されました。

こういう機会もなかなかないと思うので
思い出したことを書いてみたいと思います。

平成の始まりを、私は病院で迎えました。
勤務していた病院の地下にある調剤室で
「平成」という新しい元号になったことを知りました。

令和の発表の際、これまでにないきれいな音の響きだなとか、
令の字の意味を初めて知ったとか、
いろいろ思うところがありました。

しかし、平成と聞いたときは、
おそらく仕事をこなすだけで精一杯だったのでしょう。
特に何も感じていなかったように思います。

そう、あのとき私は社会人1年目でした。

私は社会人として平成とともに
これまでずっと歩いてきたというわけです。

思い起こせば、いろんなことがありました。
中でも個人的に最大のトピックは
やはり独立して仕事を始めたことです。

社会人になった時、
将来起業するなど想像もしていませんでした。
これも時代の流れだったのかもしれません。

いろんな人との出会いがあり、別れがありました。
嬉しいことも悲しいことも、いろんなことがありました。

「令和」という新しい時代を迎えようとしている今、
どんな新しい時代になるんだろうとワクワクする気持ちと
平成はいい時代だったという感謝の気持ちが入り混じっています。

地震などの大きな災害や辛く悲しい事件もたくさんありましたが
戦争もなく平和な時代だったことを改めて嬉しくありがたく思います。

令和という新しい時代を、皆さんはどこで誰と迎えるでしょうか。

新しい時代が、平成と変わらず平和な時代になることを
願ってやみません。